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なけなしの夏休み
2006-08-14 Mon 13:45
七月、誕生日が来ると夏休みが始まる。夏はとても好きな季節でした。
いつの頃からか、目の前のことに追われ、精々暑さをどうしのぐかばかりなのに気付いて悲しい・・・。

この休みに車で35キロ、いつもの素堀の田圃に行ってきました。
他県ナンバーの車を停め、タモとバケツと透明プラケースと発泡クーラーとカメラを持って畦を怪しく彷徨う姿は農家のおじいさん、おばあさんに大人気・・・(^^;
だって目立つし・・・。
あ、暑い~。み、水をください・・・。

これ以上、掬ってこないようにきつく言い渡されし厳命はメダカの群れを目に留めた瞬間にあっさりタモ入れの早業と化しました。


メダカ30匹
メダカ30匹・・・どぉ~する~?お持ち帰りは計画的に!


向かう途中で小さなプラケースを買いました。290円。
幼い頃、学研の付録に付いてきて、虫や魚と遊ぶ必須アイテムだったプラケース。
掬った魚を入れて撮影したら放流するという当初の計画は簡単に崩れ去りました。
現在、メダカ達は自宅水槽に適度に分散されております。

出会いは突然・・・。
メダカ掬いに夢中になっていて気付いた時にはバイクにまたがった警官がそこにいました。
(う・・・職質か?)
「なにやってみえるの?」(地元アクセント強し・・・)
「メダカ捕ってる・・・ほら!」(発泡クーラーを見せた)
「メダカなんか、おるのか?昔はよ~け~(たくさん)おったけどなぁ」(顔がほころびた)
「確か、あそこのお寺の横の水路によう~けおったよ。あの堤防あがって伝っていけば行けるから・・・」(親切に案内してくれた)
「まぁ、頑張ってください」(そのまま走り去った)
親切な警察官殿、お役目ご苦労様です。


素堀の田圃
貴重な田園


今回は、水路に水がなみなみと張ってありました。
田圃の持ち主のおじいさんに畦で話しかけられました。
「なにやっとんの?」
「ドジョウ捕っとるの・・・」
「おるんか?」
「うん」
「昔はようおったけどな・・・」
田圃での定番のご挨拶となりました。
そのおじいさんにこの田圃のことを訊いてみました。
「ここは素堀の水路ですね。探して探してやっと見つけました。どこもコンクリートのU字溝ばかりで・・・」
その言葉におじいさんの表情が急ににこやかになり、話し始めました。
「ここは昭和39年に新田として開拓したんや。当時は4つの川と沼ばかりだった。ここと向こうの部落は素堀を残したんじゃよ。今の者達ではもうこんな農業はできん。」
「畦の草取りも、水路堀も手間は掛かるがな。生き物には優しいよ・・・」
「そうか・・・。昔のように遊べるか?」
「はい!遊べます。大変なのは判ります。よそ者が言うことではないのでしょうが、どうかこういう田圃を残してください・・・」
「うん、うん、残さなんとな・・・」
そんな会話をしてホンダのカブにまたがって去っていきました。
嬉しそうで満足げなおじいさんの顔が印象的でした。


畦切り
水がいっぱい張られていました

7月10日前後に一旦、水抜きをしたと言っていました。
その時は逃げ遅れた魚たちを掬い放題でした。
銀鮒もタモで掬えました。
今回は日照りと稲の水遣りの為の入水だそうです。
この水の管理の塩梅が稲作の技術です。

水入れ
田圃に水が入っていました

メダカが水温の高い時期になると数ヶ月に渡って卵を産み続けるのは田圃の水抜きと関係があると聞いたことがあります。
田圃は流れもなく外敵も比較的少ないため、産卵には向いている水域です。
ただ、水を抜かれたり、入れられたりして逃げ遅れる個体も多くなります。
もっともその亡骸はバクテリアによって分解され稲の肥料になっていきます。
人と水田の長きに渡る共存は半自然環境を形成してきました。
メダカは個体を存続させる遺伝子の智慧として水温の高い時期に長期間産卵を続ける様になったのだと言われています。


輝きドジョウ
輝きドジョウ

結局、我慢できずにドジョウも3匹。
このドジョウだけ頭からエラの部分が緑色に光るのです。
シマドジョウに模様が似てるし・・・。


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