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真冬なのに捕獲
2007-02-25 Sun 18:39
昨日、素堀の水路に遊びに行って来ました。
貝の他にも持ち帰った個体があります。
何度も掬っていると相変わらずシマドジョウが入ってきます。
通常はお帰り戴くのですが、今回は2匹だけ水槽にお連れしました。
シマドジョウ
大きい!
通常、この水路で捕獲するシマドジョウはせいぜい5~6センチです。
このシマドジョウ(上の個体)は9センチほどありました。
ベランダの田圃環境に入れようかと…。
ヤゴ 3
ヤゴ
ギンヤンマのヤゴだと思います。
2センチ程の小さい個体でしたが、この冬を乗り切っている最中です。
発泡スチロールの容器の水は水路のものを汲みましたが、温度は同じはずなのに活発に動いていました。
本来なら冬眠中のはずだけど、暖かいのかな…。
ヤゴは水路にお帰り願いました。
ヨシノボリ?
底物だ!
実は底髭水槽と呼びながらドジョウ類しかいなくてコリドラスを入れていました。
コリドラスはとある事情から別水槽に移され、産卵しまくりという過程を辿っております。
今回、正式に日本淡水魚底物導入に踏み切りました。
ヨシノボリかな?
後でじっくり観察してみます。
肉食なので躊躇していましたが、底髭水槽にはミナミヌマエビが爆殖しているので均衡が取れるかも知れません。
大喰いらしいけど…。
弱肉強食環境は自然です。

いつもの素堀の水路は冬なので人影がありません。
たまに農道を軽トラックが走っていく程度です。
夕方近くになるとランニングしている人や犬の散歩をしている人達が通ります。
夢中になってタモを入れていると、黒い犬を連れたおじいさんに話しかけられました。
「俺は地元のもんやが、なに掬っとるんや?」
「ドジョウ」
「はぁ?そんなもんおらんやろ?昔はようけおったけどな…」
「おるよ。ほら、ここん中にいれたる…」
「おらへんやろ」
「いるってば…。見る?」
いつものやり取りですが、地元の人達は既にドジョウなどいなくなったと思っている様です。
確かに昔よりは激減しているのでしょうが、それよりも子供時代に遊んだ水辺の生き物たちに目を向けること自体が少なくなったのだと思います。
「どれどれ、見してくれ」
対岸にいたおじいさんはなんと駆け足で犬を引き連れやってきました。
「おぉ、ほんとやな。まだ、ドジョウがいるんやな…」
その辺りに落ちている藁で発泡スチロールに入っている大きなシマドジョウを突っつきました。
「うん、これはシマドジョウだけどドジョウもいるよ。今でもいっぱいタモに入ってくる…」
目の前で軽く泥を掬って見せました。
「ほらね!」
「おぉ、まだおるんや」
実に感慨深げにタモの中を覗き込んでいました。
「そんなにたくさん要らないし、逃がしちゃうけど…。これはちょっと大きいんで持って帰ることにした」
「で、どうする?」
「飼う」
「水槽でか?」
「うん」
そんな会話で打ち解けておじいさんが話し始めました。
「この水路にはウナギがおったんや。夜の10時頃、仕掛けを沈めて1~2時間ぐらいで上げると、こぉ~んなぶっとい奴が何匹も掛かってきとった…」
「いっぱいミミズをいれてな。はよ、仕掛けを上げたらんと食べ過ぎて死んでまうんで夏の夜に暇つぶしにみんなやっとった。」
「今はもうダメや。ミミズがおらんようになったでな…」
「そうなんですか!もうおらんかな?」
「わからん…」
そんな会話の中で密かに次のターゲットが浮上して嬉しくなりました。
(ウナギがいたのか…。ふふふ、情報ゲット!まだ居るかも…)
「そんなタモでは採れん!」
(う…。おっしゃるとおりでございます…。でも、今まですべてこれでやってきたもんね!)
「そうそう、本当は貝を捕りに来たんです。でっかい貝がおるでしょ?今採れたよ。これこれ…」
「おぉ、貝はおるよ。ズボ貝とか…女の××××に似とるんで×××××とか言っとった」
※ちょっと伏せ字です。ま、男同士の会話なので…。
「こうやってな穴に藁を突っ込んで食い付いたらそのまま引き上げるんや…。そうするとでっかいのがズボっと現れる!」
と、かつての遊びの様子を仕草を交えて教えてくれました。
「たぶんタナゴがいると思う…」
「タナゴ?なんだ?」
「こんな大きな貝がいるし…」
「おぉ~、おぉ~おるよ。イタセンか?」
思い出したように聞き返しました。呼び方が違っていたようです。
「そうそうイタセンパラとか…」
「ここじゃあかん。あそこの木のした辺りの…」
「土管の上から?」
「うん」
「あんた知っとるんや…。アブラボテとかおるよ。そう言えば息子が捕まえてきて貝と一緒に水槽に入れとったな…」
おじいさんはニコニコしながら頷いていました。
「春にならなおらん…」
「うん、また来る。」
「あんたどこからきやぁた?」
住まい地区を告げると驚いた様子でした。
「素堀の水路なんて本当に懐かしいもんで…。この辺りにしかないんです。探し回ってやっと見つけました。秘密の場所です!」
「そうやな。いろんな奴が来て荒しまわりよるからな…。ま、楽しんでいきや!まんだドジョウがおるなんてな…」
おじいさんはそう言うと黒い犬を連れて、またな!と手を挙げて去っていきました。
ウナギもタナゴも見てみたい…。
楽しいおじいさんとの会話で更に充実した一日でした。
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この記事のコメント
no.1443:
いい情報を得ましたね。私の実家の前には、ほじょう整備前までは石垣護岸の小川があり、祖父や父の話によると小魚のみならずウナギもいたそうです。私自身10代までは、近くの川で周りが明るくなるくらい乱舞する蛍を見に行ってました。それも河川改修で数が減りました。淋しいものですね。まぁ、当時見たこともない魚が今は採れたりすることもありますが、それは単に見つけられなかっただけかと。
2007-02-25 Sun 20:03 | URL | べーさん@携帯 #-[ 内容変更]
no.1444:
こんばんは。
掬う場所を探し当てるのも一苦労ですね。私の住んでる地域には自然の川がなく三面護岸の放流ゴイがいるだけの寂しい場所です。私はシーズンになると渓流釣りに出かけるので出かけたときにカジカやウグイ、オイカワなんてのを釣ってしまうことがありますが持ち帰ることができなくて。
どうしても、タモで掬うことよりも釣ることに集中してしまいますが今シーズンこそ掬ってみようと思いました。
2007-02-25 Sun 22:38 | URL | ほそみち #-[ 内容変更]
no.1446:
べーさん 様
この水路ではよく地元の人に話しかけられます。
その会話の中から興味深いことがいくつも出て来て楽しいです。
行き過ぎた効率化や合理化はバランスを崩しますね。
特に身近な生き物にとっては死活問題です。
黒犬を連れたおじいさんは昔のことを思い出した懐かしさが嬉しいみたいで、いろいろお話ししてくれました。
2007-02-26 Mon 00:38 | URL | 懐畔泥鰌 #-[ 内容変更]
no.1447:
ほそみち 様
コンクリート水路にも魚はいますが、その環境に順応した一部の種のみですね。
自然の豊かさが違います。
タモで掬うと言うのは子供達が水辺で遊んでいるのとなんら変わりありません。
私も幼い頃の延長をしているだけですし、特にそれ以上を求めているわけでもないです。
私は海釣りでしたが、釣りも夢中になれて面白いですよね。
2007-02-26 Mon 00:46 | URL | 懐畔泥鰌 #-[ 内容変更]
no.1449:すごい
もう生体捕獲ですか。
私は暖かいといってもまだ出向く気にはなりません(弱~)
おじいさんとの会話ですが、うちの親父でも昔はおったけどな~で始まります。
懐畔泥鰌さんも言ってますが、子供の頃の思い出しか残っておらず現状を知らないんでしょうね。
今でも探すと結構いるのにね。
2007-02-26 Mon 10:22 | URL | マッサ #-[ 内容変更]
no.1450:布教活動
私もしょっちゅうありますが、ガサポイント付近にお住まいの方は、意外とそこに生物が生息していることをご存知ありません。其処に魚がいることを教えてあげるとことは、日淡保護の布教活動みたいですよね。
活動ご苦労様です!
2007-02-26 Mon 12:28 | URL | ryu-oumi #-[ 内容変更]
no.1453:
今回は違うようですが、農家の方の情報って結構面白い話が聞けますよね。
余所者に対して、警戒しているのか何をしているのか聞いてきますが、安心できるといろいろなことを話してくれます。
採った魚やドジョウを見せると、すごい笑顔になったりするのが、きっと昔を懐かしんでいるのでしょうね。
2007-02-26 Mon 23:09 | URL | きつね #-[ 内容変更]
no.1458:
マッサ 様
1月の素堀の水路の写真を撮りに行った時、タモ入れをしたら、シマドジョウやドジョウが捕れました。
メダカも泳いでいました。
水路に戻してきますが、その時に大きな貝殻が幾つも落ちていることに気付きました。
ならば生体がいるはず!
捕獲するまで通ったのが今回の結果です。
好きなんです…寒さより、水遊び!
2007-02-26 Mon 23:45 | URL | 懐畔泥鰌 #-[ 内容変更]
no.1459:
ryu-oumi 様
昔はいっぱいいた…という言葉は良く言われますね。
今でもここは昔のままで懐かしいのですと返すと、殆どの人が喜んで打ち解けてくれます。
大切にしてくださいね!っていつもお願いしています。
あ、もうひとつ…。
時々遊びに来させてくださいって頼んできます。
2007-02-27 Tue 01:28 | URL | 懐畔泥鰌 #-[ 内容変更]
no.1460:
きつね 様
最初はみんな訝しげです。
当然と言えば当然かも知れません。
でも、初対面の人と打ち解ける術は仕事柄もこういう場面も同じです。
相手の方が懐かしそうに昔を思い出した時の笑顔って本当に素敵だなと思うことが良くあります。
2007-02-27 Tue 01:38 | URL | 懐畔泥鰌 #-[ 内容変更]
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